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ルイヴィトンヴェルニ長財布コピー編集

「ナオミちゃんはカッコいいなあ」 「でしょでしょ? やっぱカワイイよりカッコイイだよねー! 今どきお嬢様とか優等生とかウザいだけだって。これからはクールビューティーの時代だぜ。でも禿頭《とくとう》は勘弁な!」  と。絶好調なナオミちゃんの笑い声がピタリと止まる。  その視線はわたしの背後に。さっきまで少し離れたところでくつろいでいた|新入り《ストレンジャー》が、わたしたちのテーブルにやってきたのだ。 「———なによ」  チ、と舌打ちするナオミちゃん。静かにしてくださる、とか、下品でしてよ、とか、そういう注意がとんでくるだろうと敵意もろだしである。が。 「ううん、楽しそうだなって。ね、私もまぜてくれる?」  その子は、わたしたちの予想に反した挨拶をしたのだった。  呆然とするわたしたちをよそに、はじめまして、と極上の笑顔をうかべる一年生。  ナオミちゃんは口をパクパクさせながら絶句し、わたしはその、�お嬢様�という概念がカタチになったような少女を未来視する。 「あれ。貴女、もしかして瀬尾さん? よかった、挨拶にいく手間がはぶけちゃった」  わたしはわたしでナオミちゃんとは別の驚きで何度も瞬きをしつつ、おおまかの事を理解した。  これから一年、ううん、もっと長く。  わたしはこの少女と相部屋になって、波乱に満ちた学園生活を送っていく。  おそらくは気が合わないと思っていた彼女への印象は、たった一秒で書き換えられた。  この先固い友情を誓い合うルームメイト。  いずれ礼園の頂点に立つ、親愛なる悪友との出会いは、夏休み最後の夜だった。  ちなみに、
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